にじげん大塚
停滞期、脱出できず。それでも私は宣言する。
前回の続き
健康診断をきっかけに「今年こそ本気で痩せる」と決意し、
YouTubeのダイエット動画に洗脳されながらも、1ヶ月で3キロの減量に成功した話を書きました。
「今年はいけるんじゃないか?」と、ちょっと調子に乗っていた私。
ですが、世の中そんなに甘くはありませんでした。
今回は、そんな私が直面した「現実」について書きたいと思います。
体重が石のように動かない
前回、「停滞期が来た」と書きました。 あれからどうなったかというと……はい、正直に言います。
まるで石のように、体重計の数字が動きません。
日体重計に乗るたびに、500g増えたり減ったり。たったそれだけの変動に、私は毎日、一喜一憂しています。
「よし、減った!」と喜んだ次の日には、「昨日の食事のせいか?」とすぐに憂鬱になる。
そんな数字の波に、ひたすら振り回されている毎日です。
以前の私なら、この数字の揺れに耐えきれず、ここで「はい、努力終了!」と投げ出していたはずです。
でも、今の私はちょっとタチが悪いというか、図太くなっているようです。
「ふーん、今の私の身体は、この重さを維持したいんだな」と、どこか他人事のように観察している自分がいます。この「踊らされつつも、どこか冷静な自分がいる」という感覚が出てきたこと自体が、
実は一番の進化かもしれません。

「水面下」で起きていた、意外な変化
数字は変わりませんが、身体の中身は確実にアップデートされているようです。
実はここ2ヶ月間、私の中で一つだけ決めていたことがあるんです。それは「ジュースを一切飲まない」ということ。
以前はあれほど喉が渇けば当たり前に甘い飲み物を手に取っていたのに、
今では不思議なことに全く飲みたいと思わないんです。
あんなに欲していたのは、喉の渇きだったのか、それともただの「脳の癖」だったのか。
今思うと、あれはただの気休めだったのかもしれません。
あれほど依存していたはずのものを、今は「あ、いらないな」と自然にスルーできている。
ちなみに、今の私の唯一の「甘み」はプロテインです。 一日の終わりに飲む、
あのプロテインの甘みだけで十分満足できる。
そう気づいてからというもの、ジュースを求める衝動そのものが消えてしまいました。
自分でも少し怖いくらいですが、この感覚は大きな自信になりました。
それに加えて、睡眠の質も明らかに変わりました。
前までは、アラームを止めても「あと5分…」と二度寝して、重い身体を引きずって起きていたのに、最近は驚くほどスッキリと目が覚めるんです。「あ、今日ちゃんと回復してる」というのが朝一番に分かる。
数字には出ないけれど、こういう地味な変化こそが、今の自分を動かす原動力になっています。

退路を断つための「宣言」という劇薬
そして最近、もう一つ自分に課したことがあります。
それは、同僚や周囲の人たちに「今、ダイエット中なんだよね」と積極的に言いふらすこと。
「痩せた?」なんて聞かれることはまだありません(笑)。でも、自分から言うんです。「私、今ダイエット中です!」と。 これ、やってみると分かりますが、かなりの劇薬ですよ。自分から公言しておいて、もし夏までに痩せてなかったら……周囲の「あ、結局痩せなかったんだ」という視線を想像しただけで、恥ずかしすぎて耐えられません。
もう逃げられませんよね。自分をあえて監視社会に放り込むことで、逃げ道を塞いでいるんです。
数字が動かなくても、私は意外と平気です。
「今の私には、こうやって自分にプレッシャーをかける環境が必要なんだ」と理解しているから。
痩せても痩せなくても、周囲に「あいつ、本気でやってるな」と思われること自体が、
今の私の小さなプライドになりつつあります。
まあ、8月まではまだ時間があります。
体重計の数字は相変わらず石のように重いままですが、
私は今日も「ダイエット中なので!」とどこかで宣言しながら、淡々と過ごしてみようと思います。
