にじげん大塚

アンガーマネジメントにモヤッとした話

【“6秒待つと落ち着くらしい”】

最近、YouTubeでアンガーマネジメントについての動画を見ました。

怒りを感じた時、一旦6秒待ってみる。

いわゆる「6秒ルール」というもので、
怒りのピークは最初の6秒言われているそうです。
その時間をやり過ごすことで理性的で落ち着いた対応が可能になるとの事で、

イラッとした時に、心の中で1から6まで数える。
そうすることで、少し冷静になる時間を作る。そんな内容でした。

たしかに理屈としては分かるんです。

怒った瞬間に言い返して、あとから「あれ言わなきゃよかったな…」と後悔することってありますし
少し間を置くこと自体は、きっと大事なんだと思います。

【でも、本当にイライラしてる時って】

でも、その動画の中で、ある人が話していた言葉が妙に印象に残りました。

「なんで相手のために6秒待たなきゃいけないんだ、って思ってしまう」

それを聞いた瞬間、「ああ、分かるなあ…」と思ってしまったんです。

余裕がある時なら深呼吸もできます。
「ちょっと落ち着こう」と考えることもできます。

でも、疲れていたり、嫌なことが続いていたり、頭の中がいっぱい いっぱいの時って、そもそも“待つ余裕”がない。

しかも、怒っている理由によっては、「相手に嫌な思いをさせられて怒っている」のに、
さらに「なんでこっちが我慢しなきゃいけないんだろう?」という気持ちまで混ざってくる。

6秒数えている間に、「なんでこっちが頑張ってるんだ?」が、むしろ増えていく感じ。
だから、6秒待って落ち着くどころか、逆に怒りが増幅してしまう。
動画を見ながら、その感覚がすごくリアルだなと思いました。

【“怒らない”より、“壊れない”】

支援の仕事でも、感情を整える場面はたくさんあります。

利用者さんとの関わりだけじゃなく、
事務作業やスタッフ同士のやり取りの中でも、「今ちょっと余裕ないな」と感じる瞬間があります。

キーボードを打つ音が少し強くなって、「あ、自分いまイライラしてるな」と気づく時もあります。

冷静でいようと思っていても、
暑さとか、疲れとか、小さいストレスの積み重ねで、人って案外簡単に余裕をなくしてしまう。

だから最近は、アンガーマネジメントって、“怒らない人になるための技術”というより、
“怒ったあとに、できるだけ自分を壊しすぎないための技術”なんじゃないかなと思っています。

6秒待てない日があっても、それだけで全部ダメになるわけじゃない。

「今日は余裕ないな」
「ちょっと荒れてるな」

そこに気づけるだけでも、少し違うのかもしれません

【頭の中を少し休ませる】

人って、余裕がなくなると、普段なら気にならないことまで、妙に引っかかったりします。

「なんでそんな言い方するんだろう」とか、「今それ言う?」とか。
しかも、疲れている時ほど、頭の中で何回も繰り返してしまう。

だから最近は、気持ちを無理に切り替えるより、
一回席を立つ。冷たい飲み物を飲む。どうでもいい雑談をする。

そういう“小さい逃がし方”の方が、意外と大事なんじゃないかなと思っています。

いつも100%の力で頑張り続けるなんて、誰だって無理だ。
時には、少し肩の力を抜いて、静かに過ごす時間があってもいい。

もし最近、考えすぎて疲れていたり、ずっと気が張っていたりしたら。
まずは頑張ることを一休みして、少し頭の中を休ませてあげる。
それくらいのスローペースから、もう一度始めてみてもいいのかもしのかもしれない。